「武蔵野うどん」は武骨に太く、コシが強い。
ムチムチした弾力感、みっちりした重量感が特徴です。
茹でたての麺を流水で締め、ツヤツヤに光る曲がりくねったうどんを
熱々のつけ汁(肉汁が主のつけ麺スタイル)で食べるのが武蔵野流。
豚肉のうま味が鰹節の利いたつゆと混じって、素朴な地粉のうどんに
からんで絶妙です。
うまさの秘密は原料の小麦粉へのこだわりと製法にあります。
讃岐うどんは噛まずにノド越しを楽しむと言いますが、対極的に武蔵野うどんは「噛んで、歯ごたえと小麦粉のうま味を楽しむ」うどんです。
滑らかなノド越しでシコっとした食感の「讃岐うどん」に対して
歯ごたえ・風味・モチっとした食感の「武蔵野うどん」と言えます。
うちたて家は、通行する人に見えるように店舗の前面でうどんを打ち
その打ちたてのうどんをフルオープンの厨房で茹でたての
うどんを提供します。
カウンターも目の前のガス台を同じ高さにし
調理作業を見やすくしています。
これは、お客様に「手打ち」を見ていただくことで
うちたて家のうどんに対する信頼感を感じていただき
また、オープンキッチンによる活気と調理工程が見えるので
「自分の注文したうどんが、目の前で仕上がるのがわかる」
安心感も感じてほしいと考えています。
うちたて家のうどんは、最初一口食べた時に
ゆでが足りないかなと思われますが、噛めば噛むほど
ムチムチとした弾力のある食感が広がり、小麦粉自体のうま味を味わうことができます。
ちょっぴり塩味がする中、ほんのりとした甘味がやさしく口一杯に広がります。
このムチムチ、シコシコした食感と小麦粉本来のうま味が独特の『クセになる味』となり、数多くの人に味わっていただきたいと思います。
茨城にある自家製麺所で粉から生地を作り上げています。
生地の圧延を繰り返すことで麺に層を作り熟成させ、歯ごたえと味を追求
硬めにゆで上げてもっとも良い状態になるよう、厳選した小麦をブレンドした小麦粉を使い
この小麦粉に塩水を独自の割合で加水し、その日の温度や湿度によって分量を変え
手間暇をかけて、毎日店舗へクール便で配送しています。
武蔵野うどんの本流に倣い、つけ汁には生がえしを使用。
肉汁はオーダーが入ってから、つけ汁、豚肉、白髪ねぎ
(または、炒めたねぎ)を加えた鍋をストーブにかけてひと煮立ちさせ
熱々の状態で提供する。
生がえしを使ったつけ汁は9品あるつけ汁スタイルのうどんに
使用しています。
保温機能付きのスープストッカーにスタンバイしていますが、煮詰まりによる味の変化を防ぎ、さらに加熱した時に「つゆが咲く」ように仕上げるため、つけ汁の保温は絶対にしないということもこだわりのひとつです。
厳選した数種類のかつおぶしをブレンドし
1番だしと生がえしを独自の割合であわせ、一昼夜寝かせるなど
時間をかけてつゆを作り上げ、麺がゆで上がる時間を計算してつけ汁を仕上げるのが
「最もおいしい状態」と考え、その状態で提供しています。
営業時間:AM11:00~PM:9:00
年中無休
〒171-0022
東京都豊島区南池袋3-13-17
TEL&FAX.03-3980-3361